評価経済社会 とは、何でしょうか。 その前に、『評価経済』とは、何でしょうか?
この記事では、「評価経済社会」について、わかりやすい説明をします。Googleマップによる集客にもかかわってくる内容です。ぜひともご理解くださいね!
評価経済 とは?
評価経済社会 とは、何でしょうか。
その前に、『評価経済』とは、何でしょうか?
例えば、最近 あなたは、自分以外の誰かや 何か について「評価」をしたことはありませんか?
私は あります。今日も 評価をしました。
どのような評価をしたか というと、訪れた店舗や 購入した商品について、書きたいことがあればGoogleマップで 評価をします。
写真も撮影して、ほかの人の 参考になるように 、口コミと 写真を スマートフォンから 投稿します。
旅行の途中に 訪れた「みやげ物屋」や「ドライブイン」、宿泊した「ホテル」など、他には「スーパーマーケット」や「ドラッグストア」、「コンビニエンスストア」なども 書きたいことがあれば、Googleマップに「口コミ」を書くことによって、評価をしています。
Googleマップ などは、口コミの内容なども 順位の決定に関連しているようで、口コミの内容や、評価、それに対する返信なども AIによって 解析、順位の決定要因となっている と聞いたことがあります。
そして、個人経営の店舗であったとしても、その 順位が 大資本の店舗よりも 上になる場合も 多くみられます。
そこは 企業がお金を積んでも 買えない「評価」 となっています。
つまり「人間が、お互いに評価しあうようになり、その価値が お金の価値を 上回るようになる社会」、それが 評価経済です。
岡田斗司夫さんのYoutube動画を見ると、評価経済社会 について、言及されていることがあり、とても分かりやすく 勉強になります。https://youtu.be/5gwzua4p9nE
それでは、評価経済社会と対になる概念とは、何でしょうか?
貨幣経済は評価経済により、代替されるか?
1960年代に インターネットが登場し、1990年代に 民間に開放されました。
ホームページからブログの登場、各種SNS、Googleマップなど「個人が情報発信できる ププラットフォーム」が整備されました。
さらに個人が発信する情報が力を持つようになる社会で、<貨幣経済社会に変わって 登場する社会、それが 評価経済社会 なのでしょうか?
必ずしも そうではない と私は思います。
しかし「資本の 大小」は 20世紀以前ほどの「圧倒的 な 力の差」とはならなくなった、そのような言い方は できるのではないか? と思います。
ポータルサイトは コントロールされている?
評価経済社会において、先ほど言及した「個人が 情報発信できる プラットフォーム」 には、いろいろな ものがあります。
例えば「食べログ」 など飲食店を探すための いわゆるポータルサイトや「ホットペッパービューティー」などの美容室や 美容サロンを 探すためのポータルサイトなど、これらポータルサイトも「個人が情報発信できる プラットフォーム」と いえるのかもしれません。
その他にも、Amazonなども、口コミや 星の数 がたくさん掲載されており、購入者のレビューを読み 自分の購入の参考とすることができます。
先ほど私自身の例に挙げたGoogleマップ上の口コミ評価。これらは、「地域名 業態」で検索すると レビューを見ることが可能です。
例に挙げた、食べログと Amazon 、Googleマップ。これらに『違い』があるとすれば、何でしょうか。
評価経済社会 – ポータルサイトへの個人的な見解
これから述べるのは個人的な見解ですが、それは、 食べログなどポータルサイトは、操作される可能性の高い(操作されている ように見える、または 過去にそのような事件が メディアで報じられた)ポータルサイトということです。日経記事
また、このような飲食店や 美容サロンを探すための ポータルサイトは、 有料会員と無料会員があり、有料会員は 金額がオークション制になっている、と聞きます。
世界観の対立 順位をお金で買う?
順位をお金で買う、このような イメージなのかもしれません。
つまり、金額を吊り上げる(お店がポータルサイトに払う金額が増える)ほど、その地域で 上位に 掲載 される、といったようなことを、実際に美容室を経営している方から 聞きました。
その友人は、月に30万円を ポータルサイトに 支払っている、ということでした。
また、居酒屋を 経営する 別の友人 に聞いたところ、プランによるが、基本的に 一店舗につき 月に5万円(友人は 3店舗 チェーンで経営しているので、15万円+税金)、それに加え、来店ごとに 一人当たり 数百円 の支払いをする、とも聞いています。
私の経験では、以前、いやな思いをした居酒屋 について、過去に評価コメントを書いたところ、数日で 消去 されてしまった そのような経験があり、不信感を抱いています。
つまり、コメントや 口コミの消去 や順位の決定 などは、お金 が 絡んでいる、ということができる のでは ないでしょうか。 (それが 良い、悪い、と 言って おりません。それで商売をしているのであれば、当然そうなるのでしょう。)
これら ポータルサイトは、2000年代に 隆盛を誇りましたが、言い方を変えれば 「コントロール された プラットフォーム」と 言うことが できるのではないでしょうか。
コントロールされない?プラットフォーム
対してAmazon 、Googleマップ というプラットフォーム 、こちらについては、操作される 可能性の 低い すなわち、コントロール されていない プラットフォーム、このように 言えるのではないでしょうか。 もちろん、Amazonだって、中国系の業者の 怪し気なレビューがたくさんついていたりする商品 も 多く見られます。
これは 「操作」か? といえば 操作 と言えるかもしれません。
しかし、Amazon自身が 「操作」しているとは到底 思えません。
むしろ、 Amazon としては、そのような「やらせ」レビュー は 排除したいので はないでしょうか。
Google検索(Googleマップを含む)にもGoogle広告があり、広告を掲載すると 検索結果の 上位 に表示されますが、きちんと「広告」と分かる ように表示されています。
これは 広告 を 広告 と 表示している以上、Googleによる 順位の操作 とは 言えないでしょう。
これらを 大きくコントロールされたプラットフォーム と コントロールされていないプラットフォーム に分けて、今後 生き残っていくのは、どのようなメディア、 プラットフォームなのでしょうか?
言い方を変えれば、どちらが 大衆の支持を 得られるでしょうか。どちらの社会を 目指すべきでしょうか。
世界観が変わった
Googleがすべて正しい、そういうことを言うつもりはありません。
しかし、従来の貨幣経済に基づいたプラットフォームと、評価経済に基づいたプラットフォーム。どちらが残っていくか、それならば、評価経済に基づいたプラットフォームがユーザーの信頼を勝ち得るのではないか、と思います。
というわけで、Googleビジネスプロフィールの対策は、しっかりと行いましょう。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。